少し前にウェルスナビに関する記事を書きました。そこである程度経過したら解約する、と書いていましたがその後結局解約しました。今回はその理由を書きます。
なかなか資産が増えていかない
わずか2ヶ月ほどの運用でしたが、結果的に2,000円ほどの赤字で終わりました。
投資信託はそもそも、私のように短期でやるものではありません。10〜20年といった長期間の単位で行うものです。ですからわずか2ヶ月でびっくりするほどの結果が出るはずはありません。
ただ、その事情を差し引いてもプラスになっていかないんですよね。プラスになっても一瞬でマイナスに。
Twitter上でウェルスナビの現状報告をしている方がたくさんいるのですが、そういった方と比べると私は明らかにお金が増えていない、もしくはいつもマイナス方面になっている印象しかありませんでした。ちなみに許容度は最初は5を選択し、途中から3を選びました。
具体的な最終結果は、上記のような感じでした。
ご覧のように米国株だけプラスになっていますがそれ以外はすべて赤字で終わりました。アメリカ関連の株が強いと言うことでしょう。
ウェルスナビを通して資産運用に興味を持った
結果的には赤字で終わりましたが、それ以上に学べることもたくさんありました。
そもそもウェルスナビは何も考えなくても投資信託ができるという点がすごく便利だと思います。それ自体は間違っていないと思います。初めての投資信託でしたが、いざ始めだすといろいろなことを調べたくなるものです。
VTIとは何とか、ロボットがどのように分散投資をしているのかとか、その他投資に関する知識を自ら学ぼうと言う意識が高くなりました。
その結果、完全自動もいいけれど自分のお金だから自分の納得いくように運営したいという気持ちが芽生えてきたことが、ウェルスナビを辞めたいと思った理由です。
今まで資産運用なんて何もしてこなかった自分が、調べ、行動を起こすことができるようになったので、ウェルスナビには感謝しています。赤字2,000円は、自分への投資になりました。
またここをきっかけに、確定拠出年金、株、投資信託、節税について調べたりするような行動を起こすようになった事は良い意味でプラスでした。
ウェルスナビ解約後に知った自動リバランス
解約後、こちらの記事知ったのですが、ウェルスナビは、50万円以上ないと、自動でリバランスしてくれないみたいです。
ウェルスナビは年一回、リスク見合い最適ポートフォリオと現在のポートフォリオを比較。
5%の資産配分の乖離がある場合、リバランスするという仕組み。
ただし、資産が50万円以下の場合はリバランスは行われないため、
リバランスが機能するよう、50万円超まで引き上げました。
投資ロボアドバイザー ウェルスナビ(WealthNavi)運用報告と感想 | 投資信託の儲け方 | 初心者から年収400万円プラスを達成したブログ
最後に、お金に対する自分の性格を考えて選びましょう
結局、ウェルスナビはどうだったのか。私は初心者にとっては良い選択肢です。
お金を投資することによってその運営がどうなっていくのかを気にする人、価格の上下を毎日チェックしてしまうような人は、もっと良い方法もっと良い投資がないかと調べてしまいます。そういう方にとって、お金を入れてあとは放置できる「ウェルスナビ」はあまりオススメできません。
投資を自動で積み立ててほったらかしできる人には良い選択です。私は結果的に前者の調べてしまうタイプだったため、ウェルスナビは適していませんでした。私の考え方と結果が、今後ウェルスナビを使おうと思っている方の参考になれば幸いです。