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YouTubeのゲーム実況チャンネルでプレゼント企画をやって見えた事

TymonOziemblewski / Pixabay

私は、個人的な趣味としてゲーム実況をYouTubeにアップしています。

先日、ちょうどよい数のチャンネル登録数に達成したのでプレゼント企画をやってみました。いろいろ感じる部分がありましたのでメモしておきたいと思います。

運営者側の考えが中心になりますので、ご了承ください。

モノで吊っているだけ

最初に結論ですが、プレゼント企画は、頻繁にやらない方が良いなぁと感じます。

ゲーム実況は特にそうだと思いますが、プレゼント企画に参加してくるのは、お金のない子供たちばかりです。という事は、それだけモラルもわかっていませんし、ただプレゼントが欲しいだけのための人だったりします。

こうした視聴者は、一時的な効果しかありませんので、定期的にプレゼント企画を開催する事は、将来的に良い方向へ流れていかない気がします。そうしたことを前提ですが、それでもいくつか得られるものもありました。

チャンネル運営の健全化のために

「プレゼント」を表に出すことで、コメントを通して視聴者の本性といいますか、思っていることが結構表に出てきます。

例えば、ただプレゼントの欲しい子供は、早くプレゼントコードを表示してほしいとしか考えていません。そしてそういうコメントばかりを書きます。要するに、プレゼントに対してガツガツしている感じが表に出てしまうんですね。

他にも、プレゼント企画だからいつもよりたくさん人が来ますね、とか、心ないコメントをする視聴者は結構たくさんいます。こういったコメントをしたユーザーをチェックあぶり出す方法としていいかもしれません。言葉を選べない人は、後々面倒なトラブルを発生させる可能性がありますから。

こうしたプレゼント目的だけのユーザや、自分のゲームチャンネルの将来的な運営に差し支えがありそうなユーザは、今後の行動を見つつ、適当な理由をつけてブロックしていくための指針となります。

私のゲームチャンネルは、まだまだ少ないのですが、今回のプレゼント企画でそうした目に余るユーザ、もしくは気になるユーザは3人もいました。

本当のファンも見えてくる

逆に本当のファンは、プレゼント企画の時であっても、それに対してガツガツした感じはありません。いつも通りコメントを返してくれます。実況者と積極的にコミュニケーションを取りたい人が多い印象です。こういった人は大切にしていきたいですね。

視聴者の感謝の気持ちと言うことでプレゼント企画をすることが多いと思いますが、それを行うことで、より良いチャンネル運営に必要な懸念事項をあぶり出し、情報を得ることができると言う側面があることを、初めて企画をすることで気づきました。

お金のかかる話なので、毎回やるようなものではないと思いますが、時々自分のチャンネルの視聴者のクオリティーを見るためと言う裏の目的として、プレゼント企画をやってもいいのではないかなと今回感じました。

余談

YouTubeはチャンネル登録数が1000人以上にならないと収益化になりません。(2019年5月現在の規則だと)

ですがプレゼントやTwitterなどを通じて無理矢理チャンネル登録数を1000人以上にしても、それに応じた再生数が伴わないため、結果的にあまり収入は増えません。

私も、他のゲーム実況者さんから、相互登録チャンネルを依頼されてやってみた事はあります。相手のチャンネルは既に1200人以上の登録数があるのにもかかわらず、それよりも少ない私のチャンネルよりも再生数が少なかったりします。

ただ、焦る気持ちは非常によくわかるんです。私もチャンネル登録数が少ない中、何年も続けていくモチベーションが上がるかどうかと思うからです。でも1番大切なのは、時間がかかっても、コツコツとユーザを増やしていくようなやり方がベストなのではないかと感じます。

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